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🕊️ 晩秋の吐息のように、白い
poeme

🕊️ 晩秋の吐息のように、白い

誰も来ない 誰も去らない ただ雪に覆われた道があり 私は— もう何人もの「私」を経て、ここにいる ポケットには 夢が眠っていたころの笑みが残っている 歩幅は小さく、 鍵盤のきらめきを追いかけ 未来には形があると信じていた けれど今、 私はただ立っている 手をポケットに入れ 風が通りすぎる音を にじんだ文字のように聴いている 初雪が舞い降りた 何も告げずに ただ降る そして私は、 もう問わなくなった 新 🕊️ White, Like the Last Breath of Autumn No one comes. No one leaves. Only a snow-covered road remains, and me— someone who has lived many selves
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私は自分の冬に立っている
poeme

私は自分の冬に立っている

かつて私には道があった 枯れ葉がまだ息をしていたころ 夢をポケットに詰めて お守りのように持ち歩いていた やさしい冬など 最初の祈りを失った者にあるのだろうか あの朝、 光る鍵盤に未来を見ていた けれどそれはきっと 未来を信じすぎた人への蜃気楼だった 若者たちの靴音が通り過ぎる 私を見ないまま 私は立ち止まる 風が私の体を通り抜ける まるで届かなかった言葉のように もう戻れない それでもこの道は続く 祈り方を忘れた 私だけの冬へと 新 ❄ I Stand in the Winter That Is Mine There was once a road I knew, when fallen leaves still breathed, and dreams fit neatly into coat pockets— carried like small
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